Escapism

現実逃避の記録

【絵本】がたん ごとん がたん ごとん

この記事は絵本 Advent Calendar 2019 - Adventarの19日目の記事です。

今回は『がたん ごとん がたん ごとん』です。

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)

  • 作者:安西 水丸
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1987/06/30
  • メディア: ハードカバー

こちらは赤ちゃんから楽しめる絵本だと思います。「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」など、限られた言葉が繰り返し使われています。

黒い汽車が「がたん ごとん がたん ごとん」と近づいてきて、最初は哺乳瓶が「のせてくださーい」という。哺乳瓶を乗せて「がたん ごとん がたん ごとん」と発車すると、今度はカップとスプーンが待っている。「のせてくださーい」。乗せるたびに少しずつ列車の表情が変わっていく。

すでに車両がいっぱいになったけど猫とねずみが乗車位置?で待っていて、どうするんだろう、乗車お断りするのかなと思っていると次のページで頭(機関車)の上に乗せてあげていた。やさしい。

目的地は食卓のテーブルで、全員を下ろして空になった列車はどこかに向かっていきます。

この絵本は出版後30年以上経っているようですが、安西水丸さんの絵のせいか、まったく古さを感じさせないのが驚きです。登場する物たちが身近なものでかつシンプルだということも大事ですが、それだけではなく色使いもポイントなのかなと思ったりします。地面が緑色で表現されているんですけど原色ではなく少し彩度が高めだったり、白の配分が絶妙だったりで全体が明るくまとまっているのが特徴的です。

娘もとても興味津々という感じでページに手を伸ばしていたのですが紙が破れそうでヒヤヒヤしました(借り物だったので)。ボードブック版が出てくれればもっと広く親しみやすくなるのではないかなと思うのですが、この大きさならではの良さもあるので、一冊買って折り曲げたり破いたりしつつ大事に読んでいくのも味があっていいかもしれないなと思いました。