Escapism

現実逃避の記録

【絵本】10ぱんだ

この記事は絵本 Advent Calendar 2019 - Adventarの17日目の記事です。

今回は『10ぱんだ』です。

10ぱんだ (福音館の科学シリーズ)

10ぱんだ (福音館の科学シリーズ)

  • 作者:岩合 日出子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2007/05/20
  • メディア: ハードカバー

写真の絵本というのも珍しいなと思い選びました。作者は岩合日出子氏ですが、用いられている写真は配偶者で動物写真家である岩合光昭氏によるものです。

岩合さんといえば「世界ネコ歩き」というイメージですが、3年ほど前の仕事が割と忙しかった頃、家に着く時間帯に放送されていたのでよく見ていました。さっさと風呂に入って寝ればいいのに、世界のかわいい猫たちを眺めることしかできなかった…。今思うと当時は相当疲れていました。岩合さんみたいに猫に好かれたかった。

さてこの本、ページをめくるとパンダが増えていく!というやつです。わかりやすいしとても面白い。タイトルが「10ぱんだ」なので10匹までいきます。文字も少なめなので子どもにとっても早くから楽しめると思います。

読んでて思ったのは、1匹や2匹のパンダの写真は見慣れているけど、それ以上は大人でも未知の世界だなということ。そもそも日本では動物園で多くても数頭しか見られないし、中国でも限られた地域に行かないと見るのは難しいだろう。1枚の写真に複数のパンダが写り込む状況なんてそうそうない。実際、中国国内外の色んな団体の協力のもと撮影できたものだと奥付に書かれてあり、これは大変な仕事だなあと思ってしまう。そうすると、この本は絵本だけど貴重な資料にも思えてきます。

巻末にパンダの豆知識も載っていて、私はここでパンダの指が5本ではないということを初めて知りました。(ここには6本と書かれているけど、7本あるとする見方もあるとか。)動物って知っているようで知らないことばかりだなという発見もあった一冊でした。