Escapism

現実逃避の記録

【絵本】バムとケロのさむいあさ

この記事は絵本 Advent Calendar 2019 - Adventarの6日目です。

最寄りの図書館の本だけでは選ぶのが苦しくなってきたので取り寄せサービスを使い始めました。

自治体のOPACの貸出ランキングを見ていると「バムとケロ」シリーズが微妙に高い位置で独占しており、コアなファンが何回も借りてそうだったので気になって取り寄せてみました。季節的にちょうどよさそうなので『バムとケロのさむいあさ』をチョイス。

バムとケロのさむいあさ

バムとケロのさむいあさ

  • 作者:島田 ゆか
  • 出版社/メーカー: 文溪堂
  • 発売日: 1996/12/01
  • メディア: 大型本

このお話、とても面白いです。

娘とともに初見で臨んだのですが、読みながら3回くらい笑ってしまいました。さすがに笑いすぎなので私の笑いのツボがおかしいのかもしれません。でもオチがしっかりしているのは確かです。

大きめの本なのですが、漫画のコマ割りのように1ページが効果的に区切られていて見せ場を作るのがうまいです。小さい画面でテンポ良く進み、めくるとオチがドーン!という感じ。

それでいてイラストの描写はとても細かいです。出かけるときの持ち物とか、家の中にあるおもちゃや壁にかけている絵など細々としたアイテムの描き込みが非常に丁寧。何が描かれているのかじっくり見返すのも楽しみのひとつ。

派手すぎず落ち着きすぎないタッチで、大人から子どもまで幅広く受け入れられそうな絵です。

犬のバムとかえるのケロちゃんの何気ない日常なんですが、ケロちゃんが自由すぎてバムが大変そうです。と書いていて気付いたのですが、もしかしたら育児してるときの自分と重ねてしまってあんなに笑えたのかもしれません。いやうちの娘はまだケロちゃんほど動けないですが、お風呂のあとびちゃびちゃになってる廊下とかうちと一緒だし…。

とにかく予想外にいい絵本に出会えたなと思いました。

かようびのあさ めがさめると はなが つめたかった

この出だしもなんとなく文学的で好きです。