Escapism

現実逃避の記録

【絵本】ちいさなうさこちゃん

この記事は「絵本 Advent Calendar 2019 - Adventar」2日目の記事です。

今回取り上げるのは、『ちいさなうさこちゃん』です。そう、ミッフィーです。

ちいさなうさこちゃん (ブルーナの絵本)

ちいさなうさこちゃん (ブルーナの絵本)

私はいつからかはよく覚えていないのですが昔からミッフィーが好きで、それを周囲に公言してきました。今では自分のためにグッズを買おうとしないけれど、かなり久々に会う友人でも刷り込みの効果によって「確かミッフィー好きだったよね…?」とミッフィー柄のものを子どものお祝いに選んでくれたりします。嬉しいですね。

どういうところが好きかというと、計算され尽くされた点と線、配色、語りすぎない表情…みたいな部分でしょうか。作者であるブルーナのインタビュー記事なんかも読んだりしていましたし、近くでミッフィー展があると足を運ぶこともあります。

というわけで、絵本で用いられているイラストはひととおり見たことがある気がするのですが、実はうさこちゃんの絵本そのものを読んだことはなかったかもしれません。

初めての一冊として購入を検討しましたが、キャラクターとしての評価と絵本としての評価は別物だよね、という謎理論(しかも何故か偉そう)により保留となっていました。でもやっぱり気になるので今回は図書館で借りて読んでみました。

『ちいさなうさこちゃん』は、うさこちゃん(ミッフィー)が生まれたときのお話です。

平凡で幸せな暮らしを送っていたうさぎの夫婦のもとに、ある夜天使が現れて、奥さんにこういいます。

よく おききなさい あなたに

じき あかちゃんが できますよ

(このへんがキリスト教的世界観って感じしますね〜)

やがてほんとうに赤ちゃんがうまれて、どうぶつたちがお祝いを言いにやってきます。どうぶつの家族がぞろぞろと歩くシーンからの、うしさんの顔めっちゃ近っ! という絵本ならではの動きが味わえます。

主役のうさこちゃんはというと、なんせ生まれたばかりなので起きていられません。お客は静かに退散し、おとうさんがそっと窓を閉めます。現実味があり、ほほえましい空気を残してお話は終わります。

 …とまぁ、改めて読み返しても良い絵本だな〜としみじみしますね。世界中で読まれる理由がよくわかりました。

日本語訳は基本的に七五調で、リズムが良いので読み聞かせやすいのもポイントです。1歳児向けのようですが、読んでる方としてはこれくらいのストーリーがあったほうが気持ちよく読めます。

うさこちゃんシリーズはたくさんありますが、絵本を通してうさこちゃんの成長が見られるのかなあと思うと他の話も読みたくなりますね。